アラキ工務店

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こまはむニュース

2016-05-28

新築78 パテ2

 さらにパテは続きます。

Img_3290  3回目のパテは白色で行います(1回目シロ、2回目ピンク、3回目シロ)。この方法により確実にパテの回数を重ねます。

 吹抜になる部分の壁面には上部や側面からの採光があたると、壁のちょっとした不陸が目立ってしまいます。よって写真にあるように全面パテをすることで、パテをしない部分との僅かな段差までも無くすようにします。

Img_3282  写真右側の壁が先ほどの写真の全面パテ部分の上部になります。正面の縦長の窓がちょうど吹抜の壁を横から照らすことになり、この光がほんの少しの不陸を顕にすることにないます。この塗装屋さん泣かせの窓ですが、仕上が大変なことが分かっていても、壁面に沿って入る採光の心地良さの魅力に負け、ついついプランに採り入れてしまいます。

 これだけ手間暇を掛けてやっとEP塗装のための平滑な下地が出来上がります。塗る作業より養生にパテと、下拵えがいかに大変であり大切であるかをご理解頂けると幸いです。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-05-21

新築77 パテ

木部の塗装が終わったら、壁と天井のEP塗装のための下地処理(パテ)です。

Img_3281 塗装の何が大変かというと、それは養生です。写真にあるように、床や窓や枠材などペンキが付いてはいけない部分全てをビニールで養生します。そのビニールの切れ目をペンキとの分かれ目にしてラインを出したりもしますので、ただ適当に被せるという単純な作業ではありません。

Img_3276 パテの工程は最低3回行います。回数が分かるように2回目にはピンク色のパテを使い忘れが無いように進めます。ビス跡やボードの継ぎ手など、塗装屋さんの経験により、後から不陸が目立ちそうな箇所は特に手間を掛けます。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-05-14

新築76 オイル塗装

 木部のクリヤオイル塗装です。

Img_3251  構造の梁から、建具枠、木製建具、梯子に手摺りと木部全てをオスモクリヤ塗装仕上とします。浸透性のオイル塗装なので、表面に多少塗膜をつくってしまいますが、しっとりと手触りの良い質感に仕上がります。塗装後1年ほど経過すると、木部に塗装が馴染み、木の優しい温か味を感じて頂けると思います。

 木材の塗装は、以前は汚れを付けないことを重視してか、ウレタン塗装やOSCL(オイルステンにクリヤラッカー)塗装などで塗膜を造って汚れを防ぐ仕上が主流でしたが、最近では綺麗に一回塗りで仕上り、木の触り心地を損なわないオイル塗装が多くなりました。特にオスモなどのように自然素材を使った塗料がお客様の人気を集めております。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-05-07

新築75 タイル

 さて、いよいよ内装工事に入ります。

 内装はクロスは貼らずに塗装仕上ですが、その前にタイルを少しだけアクセントに貼ることにしました。

Img_3185 EP塗装は汚れが付きやすく、汚れを拭き取ることができません。よって水廻りの汚れ易そうな壁にのみタイルを貼ります。本当はその面全てに貼れれば良かったのですが、もちろん工事はご予算ありきですので、ポイント貼りでもアクセント効果は十分にあると思います。

Img_3184  上の写真が、トイレタンクの手洗器の部分で、下の写真は洗面台の前面と側面の壁に位置します。これだけ見ると、えっ?という感じですが、周りが仕上がるとタイルが引立ってくれるはずです。

 タイルの貼方は、圧着貼りでPB面から少しだけ出っ張るような厚みに調整しました。廻りのEP塗装をタイルで見切って塗り分けるという方法です。これなら見切り材も要らないので、綺麗に納まります。こういう技は塗装ならではであって、クロスではこのようにラフに見切ることは難しいです。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-04-30

新築74 手摺

 忘れてはいけません。階段手摺です。一般的にはタモの集成材の丸形を使用することが多いですが、少しイメージを変えて、長方形にしてみました。これが意外にフィットします。角がちょうど曲げた指の関節に引掛り、安心感が高まるように思います。

Img_3183 階段にはU字やL字に、廻り階段、上下のみ廻り階段など、様々な種類の形状がありますが、私としては、直線階段が一番綺麗だと思っております。理由は、規則正しくスッキリしているからです。

 もちろん工夫すれば他の階段もかっこよく納まるのですが、一番問題となるのは手摺の取付方です。直線だと写真のように問題無く納まるのですが、例えば廻りと直線が絡む階段だと、どうしても手摺の勾配を変えなければらならなくなり、多少無理やり感のある、安全優先ということを立前に設置することになってしまいます。

 そういうことから考えると今回は理想の階段とすることができました。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-04-23

新築73 建具

 大工工事の締め括りに、建具の建合せです。建具は全て米杉材とシナベニヤとを組合せて製作しました。写真にある収納などのフラッシュ戸は、シナベニヤ材に縁を米杉材としました。

 こちらは子供室の収納です。天袋には経済的にランバーコア材を使い、下にはパイプハンガーを設置しました。内部は本当は調湿効果の高い杉板を貼りたかったのですが、今回はシナベニヤです。

Img_3238 普通の工務店さんなら、建具工事は建具屋さんに任せてしまうのですが、弊社では大工工事の一環として行います。

 よって、建具のデザインから寸法確認までは現場監督の仕事となっています。建具屋さんには、サイズは元より材種、レールの仕様、引手の品番など、かなり細かいところまで指示しなければなりません。特に採寸は最低2回は測定(心配性なので)しますので手間は掛るのですが、これまで進めてきた建物全体の仕様に合せてコーディネイトできるので、その方が合理的であるようにも思います。

この作業を行うと現場の終わりが近付いていることを感じるのですが、ホッとする間も無くこの後の仕上工事の準備に奔走することになります。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-04-16

新築72 梯子

小屋裏収納へ上るハシゴです。

Img_3231 既製品でいろいろと探していたのですが、気に入るものが見つからなかったので、大工さんに頼んで作ってもらうことにしました。以前にも作ったことがあったのですが、強度を重視するとどうしても材寸が大きくなり、重たく立派な感じになってしまいます。そこで今回は、強度は確保しつつ、可能な限り材寸を小さくして華奢な感じに作ってもらいました。

材種は枠材に合せて米トガ材です。いかがでしょう。良い感じです~。

もう一つの拘りは、ハシゴを引っ掛けるための金具です。既製品ならハシゴとセットになっていますが、今回はそういうわけにはいきませんので、こちらもステンレスの無垢材のパイプで製作してもらいました。せっかくなので、ブラケットの金物は壁のPBに埋め込み、長さを壁まで延ばして、パイプをデザイン的に見せるようにしてみました。かっこいいです~。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-04-09

新築71 本棚続き

本棚の小口テープ貼りを忘れておりました。

Img_3237 木工用ボンドでは将来的に捲れる恐れがありますので、家具屋さんが使う速乾ボンドを使って貼り付けます。こちらも枚数が多いので貼って面を取るだけの作業なのですが、意外に大変です。

何度かご説明していると思いますが、壁はEP塗装仕上に本棚の枠材はタモ集成材、棚板はシナランバーコアという仕様です。タモ集成材の見付が25㎜なので、バランスから考えると棚板はそれより小さくしたいので、21㎜としました。重たい本を並べると少し真ん中が垂れるかもしれませんが、その辺りは垂れ具合を見ながら本を並べるので、デザインを優先で!ということになりました。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-04-02

新築70 可動レール

室内の現しになる可動棚のレール取付けです。

Img_3242 収納内部ではない室内に面して、普段からよく見える箇所に設ける可動棚のレールは、溝を突いて埋め込むようにしました。

Img_3240 ちょっとしたことなのですが、金物が出っ張っているかそうでないかで、見た目が全く違って見えます。大工さんの手間も、溝を突くか、そのまま取り付けるかで、これまた全然違ってきますし、箇所数が多いと余計手間暇が掛ってしまいます。

以前ご紹介したフローリングにVレールを埋め込むということ等もそうですが、綺麗にスッキリと納めようと思うと、やはりちょっとした手間が必要になります。

ただ、この辺りの納まりについては、きっとお客様は説明してやっと、なるほど!と気付いて頂けるのだと思いますが、普段からそういった細かい納まりにも拘りを持つことが、良い家を造るための秘訣だと考えております。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

2016-03-26

新築69 ボード貼2

壁の小口が露出する部分にはベニヤを貼ります。

Img_3156 木枠を付けると少し重たくなりそうな場合は、壁仕上を小口まで連続させる納まりとします。その場合、小口面にボードを貼ると、ボード自体の小口面の強度は非常に弱いので、何か物を当てたりするとすぐに凹んでしまいます。よって、幅の狭い出入り口などで心配なところにはベニヤを貼るようにしています。

ちなみに壁面のボードとベニヤに隙間がありますが、こちらは寸足らずではありません。塗装屋さんがパテをし易いようにわざと隙間を空けています。大工さんの気遣いですね。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。